コミュニティーセンターで村づくり講演会が開催され、国立天文台副台長の渡部潤一氏が「宇宙から見つめ直す人類」のテーマで講演。宇宙という広大な時間軸と空間を研究テーマにしている視点から、3年前の原発事故をどう捉えているのか興味があった。
先生の話はとても分かりやすく、宇宙の広がりや未知なるものへの探求心が我々にも伝わった。宇宙からみた地球、太陽は一部分に過ぎず、やっと「他」の存在を認識し、宇宙の中心でないことを理解始めたところ。
その意味では、まだ知的文明としては極めて‘ひよっこ‘。未熟な技術・思想から様々な失敗を繰り返している途中の段階と断じていた。
むらづくり大学とは、川内村が直面している問題を解決し復興を願う人達のネットワーク。問題解決に向け互いに知恵を出し合い、地位貢献へと繋げられる「学びのシステム」を立ち上げるバーチャルな大学。最終的には、農山村で通用する新しい価値観を川内村から発信していくことを目指している。渡部潤一先生もそのメンバーの一人。今後新たなメンバーを募集していく予定。