県内の森林造林者で組織している福島県水源林造林協議会の研修で、新潟県新発田市「岡平造林地」と新潟市「越後森林館」を視察した。
造林地では、80年契約の杉造林地と路網整備の丸太組工を見学。将来自分が確認することが出来ない事業にどれだけ情熱を傾けることが出来るか、森に関わるということは時空を超えるものと再認識。
のり留め工や積上げ工など進めながら林道路網整備を進めている。良質な用材を搬出するために路網整備は重要。
新潟県森林組合連合会が建築した「越後森林館」を視察。越後杉をふんだんに使用し、杉の温もりや力強さを建物全体に表現している。ホール、管理棟を入れて床面積810㎡、工事費2億円。釘や金物は使用されていなく、伝統的な組み方トラス組で施行した。一見の価値あり。