田の入工業団地は、平成26年度から福島再生加速化交付金事業により進めてきており、造成工事の安全祈願祭が執り行われた。全体で約15ha、内1haが社宅用地。分譲予定地は7区画、既に4社と交渉中。
震災原発事故前は、近隣の富岡町や大熊町などに立地している企業に、多くの村民が通勤していた。しかし、原発事故により失業や転職、あるいは避難先で勤務している住民が少なくない状況から、新たな産業・雇用の場の確保が求められてきた。
この事業が住民帰還を促し、新しい住民を迎える要因として、さらにイノベーションコースト構想の拠点として、ふるさと川内が再び活気を取り戻す施設となるよう願っている。