福島大学の学生32名が「村の大学」フィールドワークのために来村。それぞれのテーマごとに3つの班に分かれ、住民と直接話をしながら、震災後の村の状況や課題について調査まとめ、村への提言なども行う。いわなの郷のコテージに宿泊し、村の行事やイベントなどにも積極的に参加した。
生活班は、医療や福祉、教育の現状と課題を調査し、原発事故から6年半を経て村の生活がどう変わってきたのかなどをまとめた。
歴史・文化班は草野心平と関わりが深い人たちから話を聞いて、村民との交流や歴史とその魅力について探求する。また実際に諏訪神社の祭りに参加し伝統芸能の保存や継承についてまとめた。
農業班は、実際に農家の人たちから話を聞き、原発事故から6年半が経つ田畑の現状や、担い手の状況について調査する。また新しい農業と六次化について提言した。