森林資源の循環活用で地域の活性化と景観維持のためのセミナーが、いわなの郷体験交流館で開催された。主催者の関さん(いわなの郷勤務)が開催趣旨を説明した後、島根県雲南市で里山照らし隊の景山さんが炭を使用した蓄電池について説明した。
里山照らし隊(隊長・影山さん)では、裏山にある竹木の炭で蓄電器を製造し、里山のエネルギーを自活しながら農山村の景観や森林の保全に取り組んでいる。その事例を発表した。
かつて川内村は日本一の木炭生産地であり、さらにいわき市の常磐炭鉱に坑木として松の木を供給していた。高度経済成長以前の時代であり、人口は約6,400人いた。森の恵みと共存しながら生活をしていた。復興とその先にある新たな村づくりを進めていくうえで森の再生はとても重要だと考えている。