◆〓〓〓 日々ゆうこう 〓〓〓◆
▼2/19(木)
10:30 福島県市町村共済組合理事会 [福島グリーンパレス]
11:30 福島県市町村職員福祉互助会
15:00 三瓶組来庁 [村長室]
18:00 狩猟監視委員打合せ [小松屋]
▼2/20(金)
9:30 入札 [大会議室]
10:30 消防ポンプ配備式 [広域消防川内出張所]
13:10 グループホーム「高原の家」来庁 [村長室]
15:00 東京電力浜通り電力所来庁
18:30 双葉地方救急医療懇話会 [浪江如水]
双葉郡医師会、広域救急救命消防士との意見交換会が開催された。少子高齢化が加速し、また住民意識の変化によって救急需要の増加が予想される。1月には葛尾村出張所に高規格救急車が配備され、双葉郡全ての署所で高度化体制が整い、救命率の向上が期待される。消防本部発足と同時に救急業務が開始、平成3年には救急救命士の配備が義務化され、現在では住民生活に不可欠の業務になってきた。
昨年は約2,600件の出動、2,400人を搬送した。これは双葉郡住民30人に1人の割合であり、中には心肺停止にもかかわらず2名の方が社会復帰している。しかし依然として医師不足が続いており、管外搬送が43%と増加していることは住民、救急医療関係者、救急隊に迷惑をかけている状況。今後当地方の最重要課題として取り組んでいかなければならない。
▼2/22(日)
9:30 川内村芸能大会 [コミセン]
オープニングを飾る大正琴、日本舞踊、カラオケは恒例で、その艶やかさと迫力に圧倒された。コミセンのホール入り口に飾ってある「二重橋」は、本村出身者でもある松崎良夫氏からの寄付、お堀の石垣や松の葉の一本一本までが繊細に描かれている。膨大な時間とエネルギーが費やされていることが私のような素人でも理解できる作品、日本画と言えば昨日の新聞で大山忠作画伯が亡くなられた事を報じていた。一度お会いしたことがあり、柔和な表情の中に透徹したまなざしに感動した覚えがある。大山画伯、松崎氏のような芸術家といわれる一芸を極めた人たちは、一種独特のオーラを醸し出しているのかもしれない。
絵画だけではなく芸術や芸能は、様々な人たちに観賞していただいて評価をしてもらうということが大切ではないだろうか。評価はその人の技術力や表現方法を向上させ高めていく要因になると思う。芸能大会での発表、皆さんにしっかり観て頂いて評価をしていだきたい。更に僕のような無趣味大食漢でも困るので、殺伐とした時代だかららこそ人生の応援歌、人生の彩として、そして様々な問題をしなやかに解決していくためにも一芸を身につけていくことは大切かな。
▼2/23(月)
13:00 東北通信局地デジ要望活動 [仙台・通信局]
▼2/24(火)
9:00 臨時議会 [議場]
10:00 広域圏組合打合せ [村長室]
11:00 議長打合せ
11:30 佐藤家焼香 [JA川内支所]
13:30 後期高齢者広域連合定例会 [福島テルサ]
17:30 双葉厚生病院
▼2/25(水)
10:00 保健福祉計画説明 [村長室]
14:30 県町村長会正副会長会議 [自治会館]
14:50 県町村会理事会
15:30 県市町村総合事務組合議会定例会
16:30 双葉郡町村長懇親会
▼2/26(木)
9:30 県病院局打合せ [自治会館]
10:30 福島県町村会総会
13:00 国保連合会総会
14:00 ふるさと農道総会 [土地連]
16:30 臨時庁議 [会議室]
▼2/27(金)
10:00 双葉郡広域圏議会 [双葉地方会館]
12:50 町村長会議
13:30 山火事防止対策協議会総会
14:00 緑化推進協議会総会
17:30 医療懇談会
双葉郡の医療制度、システムは崩壊していると言っても過言ではない。2月20日に開催された救急医療懇話会では、救急救命士から現場の声が寄せられた。いち早く現場に駆けつけても、受け入れてくれる病院を手配するのに、30分以上要した件数は129件、5回以上の手配件数148件、現場滞在時間13.5分、管外搬送者数1,039件43,3%、いずれも平成20年のデーターである。ちなみに管外搬送の内、いわき市地区335人、相馬地区619人、その他85人合計1,039人となっている。両地区とも自分の所の対応で一杯、双葉地区の対応は双葉地区で対応してほしいと言われている。行き場の無くなった救急救命士が、無線で救急病院を探している姿が目に浮かぶ。悔しいが、これは現実だ。
現在、双葉郡町村会、議長会、医師会、そして県病院局、JA厚生連との間で県立大野病院と双葉厚生病院の経営統合の話が議論されている。双葉地方では両病院がそれぞれ中核病院として地域医療の役割を果たしてきた。さらに被爆医療という面からも政策医療機関として住民の期待に応えてきた。しかし医師の減少により、勤務医の負担が増え、患者数も減少傾向にあり、前に述べた救急センターとしての役割も充分に果たせない状況になってきた。このような現状を踏まえ、限られた医療資源の中で、今後中核医療機関として救急医療にも対応できるその機能を発揮する方法として、両病院の経営統合の案が示されてきた。また、両病院は共に医師派遣を県立医大に同じように依存している。医師確保においても競合している状況にあり、大学そのものも医師不足の中で、機能低下しないよう両病院に医師派遣をすることは難しくなってきているお家の実情もある。
これまで2回の意見交換会を開催してきた。各委員からは原発立地地域としての特殊性や各交付税の使われ方、更に医師会からは地域医療に対する県の対応について、不満や要望の意見が出されてきた。県の今までの姿勢を正し、政策医療としての責任を明確にしながら現実的な対応が求められる。限られた医療資源の中で人口減少が進む双葉郡で両病院が競合しあっていては、どちらも立ち行かなくなる恐れがある。両病院の特性を活かし、機能を低下することなく、救急医療病院としての役割を果たすためには経営統合も選択肢だと考える。今後、厚生連のより具体的な方向性と、県側の強い意志表示は不可欠だ。