平成23年度の補正予算など予算案件2件、専決処分案件2件計4議案を提出。一般会計予算では約10億円の減額補正で予算総額を17億7千万とする内容。事業展開が見込めない今、当然といえば当然の減額補正というところ。
震災による被災状況は、双葉環境センターが施設南側の道路及び法面崩落、走行中の2トンダンプが転落し運転していた職員が車両から脱出して難を逃れた。建設中の汚泥再生処理センターは、全体事業の99.3%の出来高で工事をストップした。
消防関係では、川内村と葛尾村に拠点を移し活動を継続している。しかし、葛尾村が「計画的避難区域」に指定されたことから常駐が制限され、今後現体制の見直しは必至となる。葛尾村の警戒巡回を強化しながらも、楢葉町出張所に拠点を移し南双方部の火災・救急体制を整えていかなければならない。
一般質問は1件、楢葉町松本重義議員が「震災にあたり今後の対応と指針の見通し」、今後双葉連合体構想を確立し、町村合併を進めるべきではないか、という質問内容。
答弁:
平成の合併で90市町村が59市町村に推移した経緯がある。今回の震災は被害が極めて広範囲に及ぶだけではなく、大規模な地震、津波に加えて原子力発電所事故が重なるという複合災害であり、双葉地方を壊滅状態に陥れた。
私達双葉地方住民は、心を一つにしてこの度の危機を乗り越え、復興や生活の再建を速やかに達成する必要があり、住民は避難生活2ヶ月が過ぎストレスもピークで体調の維持も容易でない状況にある。しっかりサポートしながら復興に向けた新たな一歩を踏み出していかなければならないと考える。
復興には、被災した町村民の意識、団結力、郷土愛が原動力になると考えており、集落や町村単位のコミュニティや絆を不用意に断ち切ることのないよう、細心の注意を払って復興に向かい、住民の希望の灯を消すこと無いよう努めなければならないと考えている。
このような状況の中、まず住民の生活を第一と考え、現存する各町村の再建を進めるべきであり、改めて検討議論されるべきと思う。
議案は原案通り可決決定していただいた。
広域圏組合管理者として最後の議会が無事終了し正直ホッとしている。本来ならば本年3月31日をもって退任する予定でしたが、今回の震災により5月31日まで延長してきた。双葉郡町村会長も同日を持って辞任する。前任者の残任期間を合わせると約3年半、管理者・町村長会長を務めさせていただいた。
産廃施設クリーン双葉の用途変更、汚泥再生処理センターの新築、病院の統合問題など、当地方が抱えている課題に関わってきた。そして今回の震災と原発事故、一つ一つ積み上げてきたものが一瞬にして白紙に戻った。特に統合病院と汚泥センターは4月1日よりスタートする運びになっていただけに、何となく中途半端の感がありますね。お世話になった広域圏職員の皆様に感謝です。6月1日からは井戸川双葉町長が就任するので引き続き宜しくお願いいたします。