川内小学校の除染作業の一場面です。木質デッキはかなり手ごわいようですが、お湯による高圧洗浄方法などを試しています。現在保育園と小中学校の除染作業が佳境に入り、12月6日小学校校庭表土上0.17マイクロシーベルト、室内は200カウントと低く科学雑巾などで拭き掃除を実施している。中学校は建物の内外、校庭表土剥ぎが終わり間もなく終了する予定。保育所は校庭の表土剥ぎ、法面の除草と伐採、落葉集め等を実施している。
下川内地区(5,6,7区)の民家の除染作業は説明会を実施し、すでに約15億円で発注済み。工程会議も終わり現在各世帯の詳細モリタリングを実施、12日から各世帯立会いの下作業方法などの確認作業を実施予定。上川内地区(1,2,3,4区)は、14日から始まる定例議会で補正予算を計上し、議決後入札を実施し、年末から年初めにかけて契約する予定。業者が決定するば子どもがいる家庭を優先的に除染を進めてもらう。
放射能汚染をゼロにすることは不可能だが、健康への懸念を医学的に心配する必要がないレベルまで下げることは、現在の川内村の状況ではかなりの範囲で可能だと思う。どのレベルまで除染すればいいのかは、様々な意見があるのでまだまだ議論が必要だと思う。除染作業の主体はあくまでも国であり、財政面や方法論、専門的な人員について国の責任で担保しなければならない。
しかし、除染をして一日も早い帰村・復興を望むなら国や県だけに任せて置けない。住民の皆さんの理解と積極的な参加が不可欠だと思う。自分の家や自分が住んでる地域は自分で守る、ことが大切。戻れない理由を100個並べるより、戻れるために1つでも自分でできることを実践していくことのほうが重要ではないだろうか。