

4月6日、かわうち保育園、川内小学校、川内中学校の合同入学式をコミュニティーセンターで実施。この4月から川内村に戻ってきた子供たちは38名。その内新入生は小学校が3名、中学校が5名、保育園は全員で8名です。
多くのマスコミに囲まれて新入生を初め全児童・生徒はそれぞれ緊張していた様子。保育園と小学新入生は担任の先生から名前を呼ばれると大きな声で返事をしていた。とても元気があってキラキラ輝いて見えた。中学校の制服に身を包んだ5名の新入生は、小学校の卒業式にあった時よりも数段大人っぽく感じた。
いよいよそれぞれの保育園や学校であたらなスタート。これからどんな楽しいことが待っているのかという期待と、友達ができるのか、授業についていけるのか、クラブ活動はどうしようかなど不安もあるに違いない。そんな期待と不安をしっかり受け止めてくれる先生方がいることを忘れないでほしい。
保護者の皆さんはこの日を心待ちし我が子の姿に感激していたようだ。子供の幸せを願い将来を想い描かない親はいないはず。「他人の気持ちを慮る優しい人になってほしい」、「正義感が強く勇気のある人になってほしい」、「本を沢山読んでほしい」、と願うのではないだろうか。その願いを実現する方法はたった一つ、保護者自身がそうなること以外に近道はない。願う方向に向かって子供と共に感動し成長していてほしい。
入学式を迎えるまで避難を余儀なくされ辛い日々を過ごしてきたと思う。子供の学校のこと、自分たちの生活仕事のこと、体調が悪い親のことなどで多くの葛藤があったに違いない。高校生がいる家庭はもっと大変。避難先に残るべきかどうか苦しい選択をしてきたことと想う。しかし川内村で生活していくと決めたからには、今を生きている幸せや家族が一緒にいられる喜び、支えあうことの大切さを伝えてほしい。不安の中で育てられた子供たちは家族にとっても村にとっても不幸なことだと思う。
当然離れていても川内の子供たち、遠くで学んでいても川内の子供たちです。村の様子を見てて戻れるかな、と思った時には戻ってきてほしい。「子供は未来からの贈りもの」、学校や家庭、地域が一体となり、たくましくしなやかな子供を育んで近未来に送り返してやりたい。
東京から駆けつけてくれたシンガーソングライターの古川琴子さんが入退場曲を演奏し、 式の後ミニコンサートをプレゼントしてくれた。曲は、素敵なともだち、ジブリメドレー、そしてオリジナル曲「どんな未来も」「灯火」、最後に「ふるさと」を合唱。 式とミニコンサートの様子は、「古川琴子川内コンサート」で検索するとYouTubeで見れる。