今年からコメの作付を再開、出荷に備えたコメの全袋検査がスタートした。今年の作付は85戸102ha、30㎏入袋で約16000袋が収穫される見通しで、検査初日には318袋が持ち込まれた。検査の結果はすべて基準値(1kg60ベクレル)を下回った。生産者の皆さんも心配で検査場に駆け付けていたが、それぞれホッとした気持ちで笑顔がこぼれていた。来年からの作付にも影響するだけに関係者も一安心。
僕も不安と期待の中で検査当日を迎えた。全袋検査で安全を確認されたコメが消費者にどう評価されるのか、風評被害をどう払拭していくのか、長い戦いがはじまった。