26日、昨年6月から全面改修していたかわうちの湯が営業を再開した。炭酸泉、岩塩サウナ、壺湯、マッサージルームが新たに整備された。
セレモニーには丸山福島復興局長、西山議長、高野区長会長、井出あぶくま川内社長と共にテープカットし、施設の再開を喜んだ。広場では「いわきそば塾」の皆さんがうったそばが振舞われ、大衆演劇劇団「藤むらさき」による記念公演が行われた。
この施設は平成12年にオープン、年間10万人の利用者があり村の観光資源の目玉でもあった。3年前の震災・原発事故では、富岡町民350人の避難所に解放し、その後広域消防職員、除染作業員、一時帰宅者の憩いの場として暫定的に再開してきた。
地震の影響で設備や建物そのものも傷んでおり、昨年の6月に閉館してリフォームを進めてきた。復興を目指す本村にとってなくてはならない施設、住民の憩いの場や情報発信基地、健康回復施設でもある。どうか新しいかわうちの湯と気持ちも新たにして迎えてくれるスタッフの笑顔を味わってほしい。