在りし日の心平先生を偲び49回目の天山祭りを開催。天山文庫の前庭が多くの心平ファンで賑わった。
歴呈の詩人進藤涼子氏、新延拳氏、伊武トーマ氏による心平先生の詩の朗読、更に川内小学生による朗読があり、村の伝統芸能である西山獅子が奉納された。またアトラクションとして川内小唄や川内甚句が繰り広げられた。
今年の祭りには、作家石川達三の長男石川 旺(さかえ)氏(上智大学名誉教授)が参加。学生の頃石川達三の作品、人間の壁、蒼氓、幸福の限界、青春の蹉跌、生きている兵隊など、貪るように読んだのを覚えている。心平日記にも数多く登場し、心平先生の書を旺氏から贈られたご縁で祭りへの参加となった。