福島大学ふくしま未来学「村の大学」の報告会がいわななの郷体験交流館で行われ、数多くの村民が出席した。 これまで4年間、大学授業のフィールドワークとして川内村のフィールドを利用していただいている。
これまで約100名近い学生が村を訪れ、震災原発事故からの復興と近未来の方向性について様々な提案をいただいた。実際に村のイベントや行事にスタッフとして協力いただいたり、地域の鎮守様のお祭りなどにも参加している。
具体的にはかわうちピザのような特産品の開発、伝統芸能の継承、循環型農業や新たな雇用創出など新たな気づきを提案してくれている。学生が村内を闊歩している姿は、とてもまぶしく、村民に元気を与えてくれるだけではなく、学生自身も地域の問題解決に取り組みながら、現場から学ぶことも多いはずだ。
今回は、昨年から体験や座学を繰り返してきた7つのテーマ、実態や課題について報告され、村民も参加したワークショップも盛り上がった。参加した村民からは、今後も村の大学として継続してほしいという意見が多かった。