村内での初めての上映会、多くの方々に足を運んでいただきました。
村の農家秋元美誉・ソノ子さんご夫婦が登場する。原発事故が起きても「俺には米つくりしかない」と、愚直に米を作り、それを子供たちに伝えようとしている。ソノ子さんは神棚の飾りや小豆粥の作り方を次世代に残そうとしている。今できることをひねり出し伝える。そこに希望が生まれることを教えてくれた。
登場人物に共通していることは、嘆かない、愚痴を言わない、批判しない、悲しみや苦しみを乗り越えて生きようとしている力強さと笑顔。だからこそ説得力があり余計に胸を熱くさせる。