一昨年から裏の畑で野菜作りを始めた。目覚めたわけではないが、父(92歳)が動けなくなって、しばらく雑草に覆われていた。隣の畑は綺麗に除草され、父の畑だけが草ぼうぼう状態。迷惑を掛けると思い、隣のおじさんに耕してもらい始めたわけだ。隣のおじさんとおばさんが野菜作りのアドバイザー。マルチの掛け方、種の巻き方から苗の植え方、肥料のやり方とタイミングなどなど、全てにおいて一から指導していただいた。
主に、キュウリ、ナス、トマト、ジャガイモ、カボチャ、シソ、サヤエンドウ、オクラを植えている。その内からキュウリを初収穫。見た目は悪いが、味はいい。柔らかく甘みがあり、さらに独特の青臭さも保っている。オクラも2本収穫、トマトも実をつけた。楽しみでもある。
自分で野菜作りを始めて気づかされたこと、一つは待つことの大切さ。ただちに結果を求めやすい性格なので、種をまいたら直ぐ実をつけるものと期待していた。二つ目は天候に逆らわないこと。時間に追われていたので雨が降ったも作業していたら、おばさんに「雨の日は畑に入ると病気になり、土壌も固くなるよ」と言われた。農家の人たちはすごい。