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積算線量1ミリシーベルトを目指して!
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積算線量1ミリシーベルトを目指して!_d0003224_16303740.jpg


一般村民向けに帰村や除染の説明会・懇談会を開催。更に保育園・小中学校・高校生保護者を対象とした懇談会も実施している。全ては現在村を離れ全国各地に避難し、仮設や借上げアパートなどで辛い不自由な生活している村民が、3・11以前の生活を取り戻すことが重要と考えている。中にはもはや村内での生活を諦め、新たな土地へ移住し生活を始めている人たちもいる。その方たちにもできるだけ支援をしていかなければならない。しかし、多くの村民はふるさと川内村に戻り元の生活を再生することを強く望んでいる。その思いを叶える為には、何よりも放射線レベルを健康被害が及ぼさない範囲まで下げる除染が大切。

説明会や懇談会で、「年間積算線量1ミリシーベルト以内でないと帰らない」という意見があった。いつの間にか数字が独り歩きしている現実を突きつけられた。文科省によると1ミリシーベルト以下は努力目標、限りなく1ミリシーベルト以下を目指すと言っている。細野原発事故担当大臣・環境大臣も同じようなことを発言しているし、専門家の間でも、被爆限度である年間1ミリシーベルトを目指すべきだ、という点で意見が一致している。数字が独り歩きし除染を進めている現場が翻弄されている。解消していくためには当然国の丁寧な説明が必要である。

11月26日ICRP福島セミナーに参加したが、その会議の中でジャック・ロシャール委員は「20ミリシーベルトまでの幅をとっても健康への影響はまずない。住民の意見を踏まえ段階的に下げるべき」と言っている。また丹波京都大名誉教授は、「1ミリシーベルト以下にこだわるといつまでも故郷に戻れない」と話している。つまり安全基準の線引きの数値ではないと説明している。

チェルノブイリ原発事故の被害を受けたベラルーシとウクライナの健康調査によると、100ミリシーベルト以上の放射線ではがんになる確立が高まることが立証されている。しかし、100ミリシーベルト未満ではその因果関係は解明できていない。また12月5日日経新聞の科学技術欄によると、低線量被爆での健康被害に関する知見や研究事例が少なく、今後詳細な測定による放射線量や健康状態のデーターを積み重ねていく必要があると言っている。しかし線量に比例してリスクが上がると想定して、なるべく被爆を抑えることは重要だと付け加えている。
# by endo_yuko | 2011-12-07 17:48 | Comments(0)
馬車馬のように!
馬車馬のように!_d0003224_16452741.jpg
馬車馬のように!_d0003224_16454242.jpg


ブログ更新のため久しぶりにPCに向かっている。更新できなかったというよりブログを書きたくなかった、ということが正解。理由は様々なコメントやメールに少々ネガティブになったことと、あと多忙かな。一週間くらい前関東圏に避難している村民から、「ブログ更新していないから村の様子や現在の状況がわからない」とお叱りのメール。そうですね、自分ことばかり考えて大切なことを忘れていましたm(;_;*)mごめんなさい。


「走るのに疲れたら歩けばいい。  歩くの疲れたら休めばいい。   
 休むの疲れたら  また走り出せばいい」     
ある方から定期的に届くハガキです


これからは馬車馬のように働きます。
師走になった仮設役場の様子とがんばっている職員の面々です。
# by endo_yuko | 2011-12-06 16:48 | Comments(4)
チェルノブイリ原発調査団に参加
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25年前のチェルノブイリ原発事故でウクライナ、ベラルーシの国民は福島と同様の大惨事に遭遇し、大きな苦難を経験している。25年が経過した今原発の収束に向けてどのような作業が行われているのか、除染の方法はまたその結果は、健康被害の状況はまたその管理は、食品の安全性をどのように担保しているのか、情報発信と住民がどのように受け止めたのか、復旧・復興の状況は、などチェルノブイリ事故からから学ぶことは多い。

チェルノブイリ原発は黒鉛炉で格納容器が無い。構造上の問題と人為的ミスにより核分裂が暴走して起きた。事故が起きたのは4号機1基だけである。一方福島第一原発は軽水炉で格納容器があり4基の原子炉で事故が発生、自然災害が引き金となった。チェルノブイリ原発は高温で運転中に暴走、崩壊した炉心が空中にむき出しになり、放射性物質が空中高く舞い上がった。放射性物質の飛散を防止するため大急ぎで原子炉全体を覆う作業が進められ、2,500℃の高温になっている原子炉に砂やジャリ、鉛がヘリコプターなどで約5000トン投下された。かなり拙速な工事が行われ、後の検証では作業の進め方が疑問視された。

炉の炉心溶融物は炉の底さらに建屋床を突き抜け地階まで広がり、投下物が障害になり調査そのものが限定的となった。現在石棺の劣化が進み、1600億円掛け100年耐えることができる新たなシェルターで覆う計画が検討されている。しかし、燃料そのものの取出しにはなんら計画が示されていなく、根本的な事故収束には計り知れない時間と費用が必要になってくる。

チェルノブイリ原発は軍事用としてプルトニュウムの抽出も目的であり、構造上事故は起こるべきして起きた可能性もある。当時の最先端の科学と技術で建設された原発を、今最先端の技術で葬り去ろうとしている。非生産的な作業を永遠に繰り返さなければならない現実を目の当たりにして、なんとも複雑な気持ちになった。
時空を超えたものに対してもう少し謙虚であるべき。原発事故は人間のおごりそのもの。
にもかかわらず、ベラルーシでは原発の建設を決定し、ウクライナでは13基の原発を作る計画があるという。
25年も経つとすでにチェルノブイリは過去のものになってしまったのかもしれない。

今後、福島第一原子炉4基をどのように安全に解体していくのか、大変な作業になることは間違いない。チェルノブイリ原発のように短期的処方箋が優先させるようなことではいけない。長い時間が掛かっても内部の崩壊炉心や燃料を全て取り出し、恒久的に安全・安心なものにしなければならない。このことは廃炉に向けた計画段階から地元が参画していくことが不可欠である。なぜなら研究開発や事業実施などは、双葉地方の将来のあり方や地域振興の側面を有しているからである。

チェルノブイリ市内の記念公園に事故で消滅した自治体の名前が並んでいる。188本のプラカードが塔婆のように建っている様は他人事ではない。生まれ育った村の名前が書かれたプラカードの根本に花が添えられていたのが印象的であった。公園の片隅には、「FUKUSHIMA」と書かれたモニュメントがあった。既に
FUKUSHIMAは世界共通語になっていた。
# by endo_yuko | 2011-12-06 15:49 | Comments(2)
帰村に向け住民説明会
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緊急時避難準備区域が解除され、全村帰還に向けた住民説明会を開催。来年3月末まで帰村し4月から学校や役場機能、ゆふねにある診療所・介護センター等を再開する予定でいる。除染については、学校など公共施設を手始めに民家も同時並行的に進めていく。また放射性物質を含んだ土壌や除染で出た物質などを搬入する仮置き場を村内に設置する考えでいる。仮置き場については、国が最終処分場を決めないと話が進まない。いつまで仮置き場に置くのか、中間処理施設の場所は、いつ頃まで搬入するのかなど先行きが見えない部分がある。しかし仮置き場を自治体で作らないと除染が進まない現実もある。

来年度の作付けは今年中に国から示されるが、住民からは「風評被害が予想されるので、来年1年間は作付けしないで除染に徹したら」という意見があがった。村としても種籾の予算を確保したので、遅くなく判断していかなければならない。雇用の確保では、旧川内高校に製造業の誘致を検討している。手を挙げている会社があるので、土地の所有者である県と協議しながら早急に確約を取りたいと考えている。
# by endo_yuko | 2011-10-09 11:46 | Comments(1)
植樹祭
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川内村復興の思いを込めて、川内村いのちの森づくり植樹祭が高山自然公園で行われた。川内へ迎える会が主催し、県内外から約110名が参加した。
横浜国大宮脇名誉教授の指導の下、22種類の広葉樹を植えた。秋元洋子会長は「森は川内村の命、植樹を通して絆を深めていきたい」と話していた。
# by endo_yuko | 2011-10-09 11:30 | Comments(0)

川内村村長 遠藤雄幸のBlog
by endo_yuko